地球磁場と極性逆転、その地質学への応用と地球史・人類とのかかわり
地球磁場は地球の中心に置かれた棒磁石で近似され、その極性はこれまでに何度も逆転してきたことが知られています。地磁気逆転は海洋プレートに記録され海洋磁気異常として観測されます。最も新しい地球磁場逆転は約78万年前で、2020年に国際的に認められた年代層序区分「チバニアン」の開始時期として知られています。これら地球磁場逆転の年代はこれまでの研究から正確にわかっており、地質試料の年代推定にも活用されています。百万年に数mmで成長する海底鉄マンガンクラストの成長速度を磁気顕微鏡による分析で知ることもできます。さらに、地球磁場が発生し始めたころの話、地球の内核が形成されたころの話、約4万年前に地球磁場が弱くなったときに人類や生命にどのような影響があったか、などについて最先端の話をします。
●本講座の詳細は、以下の講座一覧pdf (講義が中心) からご確認ください。
https://www.aist.go.jp/Portals/0/images/public/smr_class/2026k_class.pdf