特別講演 「独創・協創・競創の風土とタンジブル・ビット」 (2009)
本教材は、2009年に開催された、特別講演 「独創・協創・競創の風土とタンジブル・ビット」(石井 裕)の記録動画です。
MITメディアラボは、「未来は予測するものではなく、発明するもの」というアラン・ケイの言葉を体現する研究所であり、世界中の先進的な企業とのコラボレーションを創造のエンジンとし、ユニークな「独創・協創・競創」の文化風土を作り上げてきました。その中から生まれたのが、タンジブル・ビットです。人々が生涯を通じ物質的な世界と関わりあうことで育んできた豊かな感覚と能力を活かし、人間、デジタル情報、そして物理世界をシームレスにつなぐインターフェイスを実現することが、タンジブル・ビットのゴールです。本講演では、タンジブル・ビットのコンセプトとタンジブルメディアグループがデザインした多様なインターフェイスの例を紹介し、ユビキタス GUI を越える未来を提案します。さらに、MIT をとリまく「競創」の風土を生き抜く術について話します。
ぜひ、皆様の学びにお役立てください。
・講師名、講師所属:石井 裕(MITメディアラボ)
※所属・役職は収録当時のものです。
・動画の長さ:1時間15分45秒