高校生が作る探究学習動画2023【自然災害A】
自然災害が起きた際に,学校の校舎などの教育機関が避難所として用いられることがある。災害時,彦根東高校が避難所になる際に,高校生に何ができるかということをテーマに研究を行っている。避難所のマニュアル作成班と,避難アプリの作成班の2班に分かれて作業をしていたが,アプリの作成が難航し,マニュアル作成に一本化した。避難所マニュアルや先行事例として,イタリアの避難所制度と取り組みに注目をした。周囲が地中海に囲まれ,山が多く,断層が多くあることが滋賀県と共通する点が多い。イタリアでは,防災に関する法律や条例が整備されており,それらを参考に自校で行うことができる取り組みについて考察を進めた。また,災害時,高校生に求められていることを把握するために,彦根市役所に取材に行った。これら仮説やアイデアをもとに,実際に校舎や教室を用いて,どのようなオペレーションで災害時の支援ができるかをシミュレートした。防災メモリアルアクション(1月6日)に参加した際に,多くの高校生や外部機関との関わりの中で,避難所運営のオペレーションよりも,自分たち高校生ができるボランティアや支援により焦点を絞ってマニュアル作成をしていく方向に決定した。今後は本校の防災担当者や生徒会などと連携を取り,マニュアル作成を進めていきたい。最終的にはそのマニュアルをもとに,防災パンフレットを作成し,全校への周知を図る予定である。生徒が実行したいことはあるのだが,仮説や理想が先行しているため,机上の空論ではなくそれらを現実に落とし込めるようにすることが今後の課題である。