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公開日:2024/10/23
説明
本教材は、2011年に開催された、人文学カフェ「哲学者はパラドクスがお好き -ようこそ思考のワンダーランドへ-」の講義動画です。講義資料もPDFで掲載しています。 科学者の仕事は想像がつくけれど、哲学者とはいったい何をする人なのだろう--そう思ったことはありませんか? 世界の真理を究明し、よき人生を巡る深遠な問題を沈思黙考している人--なるほど。または自分たちには解きがたい難解な問題に答えられる賢い人、そんな風に考えている人もいるかもしれません。 でも実際はちょっと違うようです。哲学者って「わからないことが大好きな人」たちなのです。はるか古代ギリシャの昔から今に至るまで、多くの哲学者が、パラドクス〔考え方の道筋はあっているようだが出てくる結論には到底納得できないというような議論〕や、懐疑論〔われわれの常識からすれば絶対否定したいが、なかなか理屈ではうまく反論できない議論〕の分析に延々と取り組んできました。パラドクスや懐疑論の世界をのぞいてみると、われわれの脳を揺さぶり、めまいを覚えさせるような、奇妙で刺激的な「わからなさ」が満載です。 今回の話し手、山田友幸さんは、このようなパラドクスや懐疑論の世界へみなさまをいざないます。出てくる問題はみな考えるほど不可解だけど魅惑的なものばかり。ではみなさま、めくるめく思考のワンダーランドを一緒に探検いたしましょう。 ぜひ、皆様の学びにお役立てください。 ・講師名、講師所属:山田 友幸(北海道大学大学院文学研究科) ※所属・役職は収録当時のものです。 ・動画の長さ: 1時間10分(※講義動画3本、2分程度の質疑応答11本)
著作権/利用条件
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コンテンツ提供者
北海道大学オープンエデュケーションセンター
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